精巣がんの手術方法【精巣がんの警告】

精巣がんにはこんな手術方法があります

精巣がんは進行も速く、非常に転移しやすいがんです。
そのため、診断により精巣がんと判断されたら、できるだけ早く、手術による精巣摘出を行います。

進行度がステージ1、つまり腫瘍が精巣の原発病巣だけに限定され他の部位に転移が見られない場合には、高位精巣摘除術を行います。
高位精巣摘除術は、陰嚢を切開しないで腰椎麻酔をした上で鼠径部を切開し、腫瘍も含めた陰嚢の内容物と精巣とを取り出す方法です。
手術に要する時間は、だいたい30分~1時間程度です。
手術後は、何もせず経過を観察していきます。
転移が見られなくても、目に見えない程度で転移している可能性もあり、その場合は術後1年~2年後に再発することがあります。
そのため、再発防止のために、場合によっては追加で治療を行うこともあります。

横隔膜以下の腹部大動脈、大静脈周囲のリンパ節だけに転移している場合には、組織型に応じて放射線療法または化学療法とがとられます。
組織型は、セミノーマ型と非セミノーマ型とに分けられます。
セミノーマは化学療法と放射線療法がともに有効な組織型ですが、非セミノーマは化学療法は有効ですが、放射線療法は有効ではありません。

精巣がんの場合は、抗がん剤による化学療法が非常に効果があるため、がんの進行が進んでいてもかなりの高確率で治癒することができます。
化学療法は効果が期待できますが、半面副作用もあらわれます。
主な副作用は、吐気・嘔吐、下痢、脱毛、陣機能障害などがあげられます。

さらに進行が進んだがん、つまり後腹膜リンパ節にまで転移した場合、または、さらに遠くにあるリンパ節や臓器にまで転移が見られる場合には、転移の部位にかかわらず、導入化学療法が行われます。
これは、手術で精巣を摘出した後に、抗がん剤治療を行う方法です。
この導入化学療法によって約6割から7割の患者は治癒することができます。
しかし、それでも腫瘍がなくならない場合には、救済化学療法がとられ、さらに化学療法による治療が続けられます。
がんが再発した場合にもこの化学療法がおこなわれます。 

がんの克服方法

精巣がんの手術方法【精巣がんの警告】関連ページ

原因
予防方法
治療方法
名医
克服方法

HOME メール講座 Facebook お問い合わせ